聯合ニュースは29日、韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日午前9時過ぎに発生した旅客機の事故について、181人乗り旅客機は胴体着陸を試みて失敗した模様だと伝えた。韓国消防庁によると、少なくとも120人の死亡を確認、生存者2人が救助された。地元消防は「搭乗者の大半が死亡と推定される」と発表した。
据韩联社29日报道,韩国西南部务安国际机场29日上午9点多发生客机事故,搭载181人的客机疑似尝试腹部着陆失败。据韩国消防厅消息,目前已确认至少120人死亡,2名幸存者被救出。当地消防部门表示:“预计大部分乘客已遇难。”
聯合ニュースによると、バンコクを29日未明に出発した済州航空の旅客機は、同日午前8時半ごろ務安国際空港に接近。何らかの原因で車輪が作動せず、1度目の着陸は「ゴーアラウンド(やり直し)」となった。2度目に胴体着陸を試みたが失敗し、滑走路を離脱して外壁に衝突し、炎上したという。
韩联社报道称,这架济州航空的客机于29日凌晨从曼谷起飞,上午8点半左右接近务安国际机场。因某种原因,起落架未能正常工作,首次降落尝试失败后进行了复飞(Go-around)。在第二次尝试进行腹部着陆时失败,偏离跑道并撞上外墙后起火燃烧。
地元消防本部の関係者は、搭乗者らの家族に対し「塀と衝突した後、機体の外に乗客が投げ出された。生存の可能性はほとんどない」と説明した。
当地消防本部相关人士向乘客家属说明情况时表示:“飞机撞上围墙后,部分乘客被抛出机体外。几乎没有生还的可能性。”
韓国の通信社「ニュース1」は、機内にいた乗客と空港で待っていた家族との事故直前のやり取りを報じた。乗客はSNSで「鳥が(旅客機の)羽にひっかかり着陸できない状態だ」と連絡してきたという。エンジンが鳥を吸い込むなどの「バードストライク」が発生した可能性がある。
据韩国通讯社《News1》报道,事故发生前,机上的乘客与在机场等待的家属通过社交媒体进行了交流。一名乘客通过社交平台表示:“鸟撞上了(客机的)机翼,无法着陆。”推测可能发生了发动机吸入鸟类等“鸟击”事件(Bird Strike)。
済州航空によると、着陸に失敗した旅客機はボーイング737―800型機旅客機。乗客175人と乗務員6人の計181人が乗っていた。乗客の国籍別では韓国籍が173人、タイ国籍が2人だった。
据济州航空介绍,失事客机为波音737-800型飞机,共搭载175名乘客和6名机组人员,总计181人。乘客中包括173名韩国籍和2名泰国籍人士。
崔相穆(チェサンモク)大統領代行は29日午後、事故のあった務安国際空港に到着した。人命救助に最優先で取り組むよう指示するとともに「遺族にはいかなる慰めの言葉も足りない」と述べた。韓国国防省は事故を受け、災害対策本部を設置した。陸軍の地域部隊や特殊戦司令部の部隊などから約180人を投入する。
韩国代总统崔相穆于29日下午抵达事故发生地务安国际机场。他指示全力优先开展生命救援,并表示:“无论如何安慰遗属都显得不足。”韩国国防部已成立灾害对策本部,从陆军地区部队和特战司令部等调派约180人参与救援工作。